水でライトが光る!?静電気とトランジスタの実験!

冬場、ドアノブなどの金属を触ろうとしたとき「パチッ!」とくる、あのいや~な静電気が今回の実験テーマです。

この世の中にあるものはすべて「プラス」と「マイナス」の電気をもっています。その電気は「摩擦」などによって、プラスかマイナスどちらかに偏ります。この状態を「帯電」といいます。電気クラゲ(ビニール)を布でこすると「マイナス」に帯電し、傘袋(ビニールも、こすると「マイナス」に帯電します。マイナスとマイナスは反発し合うので、電気クラゲは空中にプカプカと浮かんだということです。逆に、プラスとマイナスはくっつきます。

ドアノブなどの金属はマイナスに帯電しやすく、人間は服のこすれ(摩擦)によってプラスに帯電しやすいため、ドアノブから一気にマイナスの電気が体に流れ込むため「パチッ!」とくるのです。静電気を発生させないためには、着ている服が、プラス・マイナスどちらに帯電しやすいのか知っておくと良いでしょう。