ストローできりふきの実験!
短いストローに、長いストローをあわせて、勢い良く息を吹きかけると、コップの中の水が押し上げられて、きりふきのように水が飛び出しました。
この実験には、大気の圧力が関係しています。
勢い良く風が出ている、ストローの先を拡大してみると、、、
縦になっているストローの先に風がぶつかります。
するとぶつかった風の流れが、ストローの先で「剥がされる(剥離する)」という現象が起こります。
すると、図の★マークの部分の気圧が一時的に低下する現象が起こります。
つまり、部分的に大気圧よりも低い気圧が生まれるのです。
コップの水はもともと、大気圧に押されていたので、縦のストローの先の気圧が下がると、大気圧に押された水がストローの中をあがっていき、出口で息(空気)に吹き飛ばされる。ということですね。
いやー、非常に難しいですね。
この実験はいろいろな本やネットの記事でも「ベルヌーイの定理だから」「風が早くながれているところは気圧がさがるから」と簡単に済まされてしまっているようですが、実はベルヌーイの定理はそこまで関係がないようです。
ということで、次回は大気圧の存在がわかる実験をしていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
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